起立性調節障害
- 朝なかなか起きあがれない
- 立ち上がったときにめまいを起こす
- 検査では異常はみられないが立ちくらみがする
- 立ちっぱなしでいるとすぐに疲れる
- 頭痛や動悸がする
起立性調節障害の原因|福岡市 ゼロスポ鍼灸・整骨院【吉塚】
起立性調節障害の原因としては、身体的には自律神経が乱れて循環器の調節がうまくいかなくなることがあげられます。
例えば、立ち上がった時に血圧が低下する、それに伴い血圧を維持しようと心拍数が上がり過ぎる、または血圧の調節に時間がかかるなどが原因で、立ちくらみや疲労感、長時間立っていられないなどの症状を起こします。立っているときに急激な血圧低下によって失神することもあります。
また、起立性調節障害は、精神的な要素も関わっていると考えられています。病気を理解してもらえずに、なまけていると誤解されて辛い思いをすることもあります。症状があってもできる事を、できる時にすることで、ご本人が充実した生活ができるように、周囲の人が見守っていくことが大切になってきます。
起立性調節障害の対処法は?|福岡市 ゼロスポ鍼灸・整骨院【吉塚】
起立性調節障害は、軽症であれば症状を軽くするための日々の工夫で、ある程度コントロールできることも多いので、無理をせずにできることから取り組んでいきます。
また、起立性調節障害では、身体を巡る血液が少ないと症状が悪化しやすいので、水分を多めにとるようにするといいと言われています。
朝は起きるのがきつくても、日中は大丈夫だという方もいらっしゃいます。身体の調子に合わせながら、起きて活動できる時はちょっとずつ、頭を心臓よりも高い位置に保つなどの練習をし、高い位置に血液を運ぶという機能を取り戻すようにします。
起立性調節障害の方は、立ち上がる時の調節が難しくなっているので、ゆっくり立ち上がるようにします。
同じ姿勢で立っている時には、足を動かして足の方に溜まった血液を、頭の方に運ぶ手伝いをしてあげます。
精神面でのストレスをコントロールするためには、周囲の協力が重要になります。起立性調節障害は、自律神経系の病気で、自律神経は心の影響を受けやすいので、その気持ちを理解し、頑張っていることを評価することがとても重要です。
当院の起立性調節障害の施術方法|福岡市 ゼロスポ鍼灸・整骨院【吉塚】
当院では、来院してくださった起立性調節障害の方の状態をお聞きし、その辛さに寄り添いながら、自律神経の不調を改善するための施術を行っていきます。自律神経が乱れていると、身体も脳も緊張状態が続いて疲れ切ってしまいます。
過度な筋緊張や身体のゆがみを正しい状態に戻していくことで、ゆったりした状態である副交感神経の活動を取り戻し、自律神経の乱れを整えていきます。
生活の中でできる事のアドバイスも取り入れながら、起立性調節障害の症状を改善に導いていきたいと考えています。