福岡市博多区・吉塚・美野島にあるゼロスポ鍼灸・整骨院の手首・指の痛み施術

手首の痛みは、何種類にも分類できます。

痛みの出る部位でも、親指側と小指側に分けられますし、動かせる範囲（可動域）が制限されてしまうものもあります。

以下に、代表的な疾患を挙げてみます。

• ・「変形性手関節症」：ひざの変形性膝関節症はとても有名ですが、手関節にもおなじことが起こります。手首や手の関節が痛んで動かしづらくなりますが、原因不明です。
• ・「舟状骨骨折」：手をついた瞬間に、手根骨の一種の舟状骨を骨折してしまうケースです。
• ・「手根靭帯損傷」：手をついた瞬間や手を打ったときに、手首の骨の間にある靱帯を傷つけてしまうことです。

• ・「ドケルバン腱鞘炎」：親指の根元にある腱（短拇指伸筋腱）が腱鞘炎になったものをいい、親指側が痛みます。

• ・「TFCC損傷」：手首の小指側の骨（尺骨）を傷つけると、小指側が痛みます。

• ・「尺側手根伸筋腱炎」：いわゆる腱鞘炎です。手首の小指側の骨（尺骨）の関節痛で、手首がズキズキしたり動かしにくくなったりします。

手首はよく動かす重要な部分だけに、これら以外にも多くの疾患があります。

それから、指の疾患も同様に多くあります。

代表的なものを以下に列挙します。

• ・「狭窄性腱鞘炎」：ばね指と呼ばれますね。手がこわばったり、指を動かしたときに引っ掛かったりして、症状が進行すると痛くて指を曲げられなくなります。

• ・「マレット指」：いきなり指の第一関節が伸ばせなくなってしまう病気です。

• ・「手根管症候群」：親指・人差し指・中指がしびれることが多く、ものをつかみにくくなります。

• ・「ヘバーデン結節」：指の第一関節にある軟骨が飛び出して、痛みを生じます。

• ・「屈筋腱断裂」：指を曲げるときに使う腱が屈筋腱で、この部分が損傷した状態です。

手首や指に痛みが出る疾患は難しい名前が多く、あまりなじみがありませんが、症状としては一般的なものです。

手首も指も頻繁に動かす部分ですので、その分障害が出やすいです。

症状が出始めても、まだ動かせるうちはそのまま放置してしまい、ひどくなってからやっと治療しようとする人が多いです。

しかし、悪化してからでは治療したとしても回復が遅くなりますし、結局痛みが取りきれなくて残ることもあります。

手芸で有名なある作家さんは、ヘバーデン結節をそのままにしていて、二十年経過したときには十本の指のうち八本も動かなくなり、まだ悪化し続けているということです。

早期治療が大切なことがお分かりになるでしょう。

ゼロスポ鍼灸・整骨院グループの当院では、手首や指の痛みの患者さんに対して、カウンセリングにじゅうぶんな時間を割きます。

ひとりひとり生活習慣が異なり、病気になったバックグラウンドが違いますので、原因をしっかり見極めた上で治療にあたることが大切だからです。

たいていの人は、姿勢が悪いことや身体の使い方のクセによって、だんだんと関節がずれていき、そのままにして無理な力をかけ続けてしまい、結果的に神経を圧迫して痛くなります。

患部の手や指だけに注目しても、根本的な治療にはなりません。

患者さんごとに身体のバランスは異なりますから、どんな状態がその人にとって最適な状態かもおのずと違ってきます。

ですから、個人の身体を細かく診断し、無理な負担がかからないよう、あなたにとって最適な状態へと調整していきます。

骨格や骨盤のゆがみ、筋肉などの全身のトータルバランスを整えることで、身体全体の筋肉を上手に使って手首や指を動かすことができるようにします。

手や指の痛みの根本的な治療とは、すなわち全身から正常な状態に整えることであり、これが痛みを繰り返さない秘訣です。

クオリティ・オブ・ライフ（生活の質）を維持するためには、いつまでも手や指がうまく使えることが大切ですね。

当院は、一時しのぎの施術ではありません。

あなたのご来院をお待ちしております。